アナログでは1つの信号から90度位相差の2信号を取り出すフィルタをオールパス・フィルタ(APF)と云います。
その名の通り、振幅レベルは平坦(オールパス)で、設計周波数範囲の位相差だけを90度にこだわります。
その名の通り、振幅レベルは平坦(オールパス)で、設計周波数範囲の位相差だけを90度にこだわります。
デジタルでは位相差90度の2信号は、比較的広範囲に得られます。
ところが振幅レベルは簡単にはいかず、オールパスにはなりません。
つまり、設計周波数内外で振幅が変化します。
其処で名称を APFとは云わず、ヒルベルト変換と云います・・・(私の勝手な解釈です)
ところが振幅レベルは簡単にはいかず、オールパスにはなりません。
つまり、設計周波数内外で振幅が変化します。
其処で名称を APFとは云わず、ヒルベルト変換と云います・・・(私の勝手な解釈です)
今回の実験は、最初にヒルベルト変換プログラムが私レベルで組めるのか?からスタートしました。
結局巧くいって、プログラムの前半に BPFを置き、後半にヒルベルト変換を導入と云う形に落ち着きました。
1つのデバイスで2通りの仕事を高速でさせる事に自信はなかったです。
でも、何とかなるもので、1000Hzを入力して2現象オシロで観測した結果は・・・
結局巧くいって、プログラムの前半に BPFを置き、後半にヒルベルト変換を導入と云う形に落ち着きました。
1つのデバイスで2通りの仕事を高速でさせる事に自信はなかったです。
でも、何とかなるもので、1000Hzを入力して2現象オシロで観測した結果は・・・
そして過大入力で2信号が同時に飽和するのを確認・・・
お決まりの X/Yに入力した写真を下に。
100Hz
100Hz
1000Hz
2900Hz
プログラムの前段部に入れた BPFが巧く働いている画像です。
因みにヒルベルト変換部分は 561tapです。
全体では 381+561=942tapになりました。(これは結構スゴイ数字なんですよ!)
因みにヒルベルト変換部分は 561tapです。
全体では 381+561=942tapになりました。(これは結構スゴイ数字なんですよ!)
さて、オシロに丸が画けたからと云って、安心してはいけません。
PSN/SSBジェネレータとして、逆サイドサプレッションを -60db以下にするのは別問題です。
これはもう実際に W/DBMを組んで追い込む以外ありません。
先が楽しみです。
PSN/SSBジェネレータとして、逆サイドサプレッションを -60db以下にするのは別問題です。
これはもう実際に W/DBMを組んで追い込む以外ありません。
先が楽しみです。
by JA1QVM