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33FJ64GP802/バンドパスフィルタ

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世の中に「絵パズル」と云うのがあります。
商品名は色々付いてますが、1枚の絵を細かく切り分けてシャッフルし、分解されたものを組み直すやつですね。
趣味として私も遊んだ事があります。
当然、他人にやって貰ったら意味が無いかと・・・

いちアマチュアの趣味として dsPICと格闘しておりますが、その範囲がアマチュアを超えるのは問題です。
実際に本・ネットなどで調べると分かりますが、DSPプログラム全てを開示している例はありません。
つまり此れはプロの領域になるようです。

dsPIC/33FJ64GP802を使い、安易にバンドパスフィルタetcを組みたいのならば、有料のソフトを使えと云う事でしょう。
デバイスメーカも2種類の有料ソフトを出しています。
自分で考えてプログラムを作る気の無い人は其方をお使い下さい。
ドウしても自分で開発したい(私はそうでした)人は、今までの私のブログ内容を多少参考にして進んで下さい。
間違いなく、私よりハイレベルの物が出来ると思います。
絵パズルと同じで、自分でやらないと意味がありません。

偉そうにホザくのはこの辺にして、思い込みの激しい爺さんが独断と偏見を駆使して、怪しげなデジタルフィルタとしてプログラムを組んだ低周波バンドパス・フィルタの周波数特性を下に(話が長いぞ)・・・

イメージ 1

名称は FIRタイプ/バンドパス・フィルタ(BPF)・・・381tapになります。
ホレボレする様な特性で、SSB用として 3000Hz以内に収まりました。

1000Hzの低周波信号を入力してオシロで観測した結果は・・・

イメージ 2

歪みも無く、とても綺麗です。
因みに最大飽和出力電圧(頭打ち)を知りたくてやってみた実験は・・・

イメージ 3

オシロの1目盛(縦軸)は 0.5Vなので P-Pは 2.4V程になりました。
其の時の入力電圧は・・・「いけね~、測るの忘れた」・・・
まあ、ゲイン=1で設計しましたから 2.4V前後でしょう。

さて次回は最終目標のヒルベルト変換に挑みます。
by    JA1QVM

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