その1で紹介した、AMP1とAMP2の話です。
AGC機能を持たせたいので AMP1は 2SK241GRを使い、そのゲートにマイナスの AGC電圧を掛けてゲインをコントロールします。
AMP2は RD00HHS1のシングルアンプとして組みましたが、歪を測定してみると不満が残ります。
完全なAクラス動作で目的の電力を出そうとすると、かなりのアイドリング電流を必要とするようで、放熱を考えると P.P/AB1が良いです。
やむなく、後にBPFを繋げてゴマカした回路を下に・・・
こんな事になるなら最初から P.Pで設計すればよかったです。
写真を下に・・・
フタをしてシールドを厳重に・・・
AMP2の出口で、最大 50mWの SSB信号が観測されました。
左側にあるのは、オペアンプのプラス・マイナス電源用/DCDCコンバータです。
私が好んで使うのは・・・
TDK/CCM-1212DFです。
ノイズも殆ど無く、快適にマイクアンプ・トップetcのオペアンプ電源として使っています。
残るのは ファイナルの RD16HHF1/P.Pになりました。
でも此れが大問題で、ケースとして使っている YM150は高さが 40mmしかありません。
ヒートシンクを含めて P.P回路を如何に押し込めるか?
次回も宜しく。
by JA1QVM